合格できる学習スケジュールの立て方!

スケジュールの立て方

400時間勉強すると決まったら、その時間を使ってどのように勉強していくか考えなくてはいけません。
要するに学習スケジュールを立てる必要があります。
ここで、もう一度おさらいしておくと皆さんは、以下のような勉強が必要です。

  • 「法令」「建築・設備」「管理業務・会計」
  • 「基礎」「過去問演習」「模擬試験」

これらの勉強を400時間内に振り分けなければいけません。
そこで、モデルケースを作って見たいと思います。

  1. 基礎140時間(法令70時間、建築・設備36時間、管理業務・会計36時間)
  2. 過去問演習210時間(法令105時間、建築・設備53時間、管理業務・会計53時間)
  3. 模擬試験後の復習50時間(内容は模擬試験の結果によって)

勉強効率を考えたスケジュールを立てる

上記の解説をすると、過去問演習と法令に時間を使っていることがわかります。
理由は、その方がより効率的に合格点に近づける勉強ができるからです。
また、建築・設備と管理業務・会計の時間配分が同じになっていますが、これは個人の得意・不得意によって変わってくるので、自分なりに調整してみてください。

ちなみに筆者の個人的な意見を言わせてもらえれば、管理業務・会計の分野の方が点数はとりやすいので、そちらにより時間を使ったほうが良いのではないのかと思います。
もちろん、建築・設備に時間を費やしても構いません。
しかし、法令には必ず一番時間を割いて下さい。

法令で高得点が取れる方は高い確立で合格しています。
また勉強期間は、個人の生活のリズムがあるので上記には載せていませんが、出来る限り、4~6ヶ月くらいの短期間で設定することをおすすめします。
何故なら、あまり期間をかけすぎてしまうと、モチベーションを保つのが難しく、さらに、はじめの頃に行なった勉強を忘れてしまう恐れがあるからです。

それよりも短期間で集中して勉強したほうが良い結果ができる可能性が高くなります。
以上が学習スケジュールのモデルケースです。

但し、絶対にこのやり方が正しいとは言えません。
個人差によって変わってくるので、この学習スケジュールはあくまでも参考程度にして下さい。
それでも一つだけいえる事は、過去問演習と法令に最も時間を割くことです。
そこさえ、守っていただければ後は自分なりの学習スケジュールを組んでも良いでしょう!

続き⇒管理業務主任者とは?

管理業務主任者の勉強時間は?

合格ラインに届く勉強時間

勉強する上で学習計画を立てなければいけませんが、その前に何時間くらい勉強すれば良いのか把握していなければなりません。
単刀直入に答えを言うと、400時間くらい勉強すれば合格ラインに届くと思います。
もちろん、勉強時間というのは、勉強法や個人差によって開きができるので、絶対400時間ということはありません。

中には300時間で合格する人もいれば、500時間でも合格できない人もいます。
ですが、少なくても400時間くらい勉強すれば、合格の道筋を立てられるくらいの学力はつくはずです。
問題は挫折しないで、400時間勉強を続けられるかということです。

当初は400時間勉強すると決めても、実際に勉強して見れば、勉強したくない日もあるでしょうし、友人からの誘惑もあるかもしれません。
それらの障害を乗り越える強い気持ちが必要なのです。

勉強時間を着実に作る

ここまで、様々な勉強法を紹介しましたが、結局のところ合格できるかできないかは、勉強時間にかかっているといっても良いと思います。
これは勉強だけではなく、仕事もそうですが、実績を上げているという人は例外なく実践量が人よりも多いのです。

ですから、皆さんはいかにして、この勉強を続けられるか真剣に考えてほしいと思います。
その方法はいくつか紹介しました。

DVD講義を使うことや易しい問題から解いていくと。
その他にも考えればいろいろあると思います。
例えば、毎日目標設定して、それを達成できれば自分にご褒美をあげるとか、身近な人に毎日何時間勉強すると宣言して、勉強しなければいけない環境を作るなど、工夫次第で勉強する習慣を付けることができるはずです。

勉強を続けるということは一番単純ですが、一番奥が深いことですので、ここを重要課題にしても良いと思います。
勉強を続けることが合格につながると、しっかり認識しておいて下さい。

続き⇒学習スケジュールの立て方

管理業務主任者の勉強法!模擬試験の受け方

模擬試験を軽視する方がいますが、この試験を受けるか受けないかで合否に影響する事だってあります。
現に模擬試験後、急激に実力を伸ばし合格する方もいるくらいです。

しかし、模擬試験は、受けるだけではほとんど意味がありません。
大切なのは、結果を分析し、自分の弱点を把握してそこを補強することなのです。

摸擬試験というのは、過去問や基礎問題と違い、一定の分野から出題されません。
全ての出題範囲から、基礎・応用と様々な問題が出題されます。
その問題を解くとなると、総合力が試され、もろに今の実力が反映されてしまいます。

つまり、自分の弱点を客観的に判断できるのです。
例えば、知識が曖昧で不正解だったのか、もしくは今まで見たことのない問題だったのか。
また、得意分野どこで、苦手な分野はどこなのかといった感じです。

その結果を受け、再度学習計画を立てなおし、残りの約1ヶ月間、弱点を重点的に勉強していきます。
但し、その勉強にも例外はあります。

それは苦手な分野が建築・設備ならあまり深追いせず、出題頻度の高い分野の復習を重点的に行なうことです。
このサイトでも一度説明したように、建築・設備は出題予測が立てにくく、高得点があまり期待できません。

だったら、出題数が多く、点数の取りやすい法令を重点的に勉強したほうが確実に合格に近づけると思います。
もちろん法令に絶対の自信があり、ほぼ満点が取れるという人は建築・設備に手をつけても構いませんが、そんな人はほとんどいません。

管理業務主任者の試験は、37点取れればほぼ合格で出来ます。
それだったら、毎年30問近く出題される法令を重点的に勉強したほうが効率は良いはずです。
試験直前で焦って様々な勉強に手をつけても間に合いませんので、どうしたら合格点に届く可能性があるのかしっかりと考えて勉強して下さい。

この段階では潔く捨てる問題を作ることも重要です。

続き⇒合格に必要な勉強時間

管理業務主任者の勉強法!過去問演習を行なう

過去問演習は理解しながら解く

もう一度思い出してほしいのですが、皆さんは基礎→過去問演習→模擬試験と3つの勉強が必要だと解説しました。
その中での一番重要な勉強は、過去問演習です。

過去問を勉強することで、出題範囲や出題レベルがわかり、本試験で点数を取るための様々なヒントが隠されています。

そして、過去問を理解できている頃には、間違いなく合格レベルに届いているはずです。

しかし、難しい問題も多いので、しっかりと勉強しなければなりません。
まず、過去問演習は一問、一問問題を理解しながら解く事です。

答えの正誤よりも、何でその答えになったのか考えることが重要になります。
例えば以下のような過去問があります。

マンションの専有部分が共有されている場合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているのはどれか。

  1. マンションの専有部分の各共有者は、その持分に応じ、当該専有部分の管理の費用を支払い、その専有部分に関する負担を負う。
  2. マンションの専有部分の共有者が、1年以内に専有部分に関する負担を負う義務を履行しないときは、他の共有者は、相当の償金を支払ってその者の持分を取得することができる。
  3. マンションの専有部分の共有者の一人が、専有部分の持分を放棄したときは、その持分は、他の共有者に帰属する。
  4. マンションの専有部分の各共有者は、単独で自己の持分権に質権を設定することができる。

過去問演習のポイント

この問題の答えは4ですが、何故間違っているのか考えるのです。

簡単に解説すると、民法344条により、他の共有者の権利を害すので共有者は単独では質権の設定はできない。となっています。
このように何故間違っているのか、もしくはどういった理由で正解なのか1択ごとに理解しながら勉強していきます。わかなければテキストに戻って確認します。

間違っても答えがあっていれば、それで「良し」とするのだけはやめて下さい。
また、過去問は全年度の問題を解いて下さい。
といっても、市販されている過去問でも、大体は全ての年度を網羅しています。(中には年度別のものもある)

上記の勉強が一通り終われば、次に時間を計りながら問題を解いていき、解答スピードをつけていきます。
この勉強をすることで、本試験では取りこぼしなく全ての問題に触れることが可能になります。
以上が過去問演習のポイントです。

過去問演習は少なくても3回は繰り返して下さい。
1度や2度の勉強で覚えられるほど簡単ではありません。
尚、最後に注意点がありますが、過去問を解いていると、テキストにも載っていない、解説を読んでもよくわからない、悪問が出題されることがあります。
そのような問題は捨てて、次の問題に移って下さい。

何故なら、はじめから解けないように問題が作られているので、時間をかけるだけ無駄ですし、
本試験で出題される可能性も少ないはずです。

続き⇒模擬試験のポイント

管理業務主任者の勉強法!基礎知識を理解する

まずは基礎固めの勉強から

管理業務主任者の勉強は、まず基礎固めからはじめます。基礎とは、試験勉強の全体像を把握したり、専門用語とその意味を覚えたりすることです。
この勉強を疎かにしたら、過去問の理解に影響しますので、しっかりと時間をかけて勉強して下さい。

まずは、全体像を把握するため、はじめから終わりまで、テキストに目を通します。
細かい用語は一切無視して構いません。
とりあえず一通り読むことが大切です。

そうすることで、試験勉強に対するイメージ膨らみ、後々用語の意味が理解しやすくなります。
この時、何度テキストを読むかですが、個人差によって変わるので一概に言えませんが、講義が聴ければ1度、テキストだけなら2度、3度読むことが必要になると思います。
次に本格的に細かな用語を覚えていきます。

ポイントは、テキストと問題集を交互に使いながら勉強していくことです。
例えば、区分所有法のテキストを読んだら、区分所有法関連の問題を解く。
そして、間違えればテキストに戻り、また問題を解くこの繰り返しで勉強していきます。

自分に合わせたレベル上げ

但し、注意してほしいのが簡単な基礎問題を解くということです。
過去問を解いてはいけません。
あくまでも、簡単な問題から徐々にレベルアップしていくことです。

この勉強は、100%とはいいませんが、きちんと理解するまで何度も繰り返し行なって下さい。
以上が基礎知識の勉強法です。
特に難しいことはなく、基本的な勉強法だと思います。

この勉強法をベースに、後は自分のやすいように勉強して行けばよいと思います。
例えば、書きながら覚えたり、声に出してテキストを読んだりと個人で覚えやすい勉強法があるはずです。
但し、ここで解説した勉強は何処も省かず全てこなして下さい。

特に知識がまったくなく、勉強になれていない方が自分の判断で、勝手な勉強をしてしまうと、失敗するケースが多々あります。
素直にこの通り勉強していけば、基礎知識は確実に身に付いていきます。

続き⇒過去問演習

管理業務主任者の勉強法を理解しよう!

レベルにあった勉強

管理業務主任者に合格するためには、どのような勉強をしていくのか、このページで基本を学んで下さい。
勉強をしていく上で大切なことは多々あります。

復習、問題演習、基礎取得など、どの勉強もかかすことは出来ません。
しかし、管理業務主任者に合格するという事を考えれば一番重要なのは、レベルにあった勉強をするということなのです。
ここを意識している人が意外と少ないと感じます。

試験勉強をしていて最も失敗するケースが挫折することです。
何故挫折するのかというと、勉強が難しくてわからなくなるからなのです。

極端に勉強が苦手という人は別としても、大体の人は問題が解ければ面白いですし、わからないことが、わかるようになったらモチベーションが上がります。
対して、勉強がわからなければやる気が起きなくなり、やる気が起きなければ勉強すること自体苦痛になります。

では、勉強がわかるようなるにはどうしたら良いのかということになりますが、それが自分のレベルにあった勉強をするということです。
もっと言えば、易しい問題から解いていき、徐々にレベルアップさせていくと言うことです。

効率と理解度を見る

よく、管理業務主任者の勉強をしていて、いきなり過去問から解こうとする人がいます。
確かにその方法だと、出題範囲を絞って勉強するということになるので、効率が良いかもしれません。
しかし、いくら効率が良くても問題が解ければ意味はありませんし、問題を解く醍醐味を味わえなければ勉強そのものが楽しくなります。

つまり、挫折の原因を作ってしまうのです。
ですから、自分のレベルに合った勉強が必要になります。
そう考えれば、皆さんが行なう勉強は以下のようなカリキュラムがベストです。

基礎知識を理解する(基礎固め)→過去問演習(応用)→模擬試験(仕上げ)
具体的な勉強法は、次のページから解説していきますので、まずはこの流れを把握して下さい。
この3つの流れこそが効果的な勉強法と言えるでしょう!

続き⇒基礎知識を理解

管理業務主任者の法令の学習ポイント

法令(約29問)

マンションは、価値観が違う他人と共有して生活することになり、そこには様々なトラブルが発生します。
例えば、ペットや騒音もその一つです。また、中には購入したマンションに欠陥があることだってあります。
そうしたことを解決するための法令の勉強をするのがこの分野です。
この分野の攻略が合否に影響してきますので、しっかりと学習して下さい。

学習ポイント

重要なポイントは多々ありますが、マンションの管理の適正化の推進に関する法律、マンション管理適正化指針、区分所有法、標準管理規約、民法、建築基準法が特に重要です。
これらの法律をしっかりと勉強すればかなり高い確率で、法令を攻略することが出来ます。

その中でも特に重点的に勉強してほしいのが、区分所有法です。
基本的にマンション管理は、この区分所有法に基づいて行ないます。
後々勉強していけばわかると思いますが、管理業務主任者の問題の半分くらいは、間接的なものも含めて区分所有法に関わってきます。

実際の問題数は5~7問でも、区分所有法を勉強することで様々な問題を解く基礎を身に付けることが出来ます。
逆に言えば区分所有法がわかならければ、多くの問題に対応できないのです。
また近年の試験では、標準管理規約の出題数が10問と多かった年がありましたので、その勉強もしっかりとして下さい。

最後に法令についてもう一つのポイントを解説すると、勉強をすればするだけ点数が取れる分野でもあります。
もちろんはじめて法律を勉強する方は解釈を理解するのが大変ですが、建築・設備の分野からみれば勉強しやすいと思います。

しかも、出題数が一番多く、毎年30問近く出題されます。
ですので、まずは法令科目から勉強して、確実に点数の取れる力を身に付けてから他の科目を勉強していけば、非常に効率的に学習を進めていくことが出来ます。
法令は特に時間を割いて勉強してください。

続き⇒勉強法の基本

管理業務主任者の建築・設備の学習ポイント

建築・設備(約15問)

建築・設備はその名の通り、マンション管理をする上で必要な建築・設備の学習を行ないます。
例えば、設備といっても、給水や排水、ガス、電気、消防など様々です。

また、建築にしたって、鉄骨造、鉄筋といった構造や築年数も違ってきます。
予め、申し上げるとこの分野は非常に厄介で受験者泣かせです。

覚える単語も多く、中にはテキストに載っていない問題も出題されることがあります。
さらには出題予測も立てづらいのです。
ですから、予め覚悟をもって勉強に望んでください。

学習ポイント

この分野は、基本的に用語を暗記しなければお話になりません。
しかし、暗記といっても実務経験がない方は、イメージが沸きづらく丸暗記では対応できないと思います。

テキストを見てもらえればわかりますが、膨大な量で細かなところまで覚える気になりません。
そこで、重要なのはただ暗記するのではなく、実際にどういうところで使われているのか、イメージしながら勉強していくことです。
可能なら、実物のマンションを見ながら勉強すると効果的です。

例えば、保守点検に立ち会ったり、マンションの工事現場をみたりします。
テキストに書いていることはもちろん重要ですが、それだけでは攻略しづらい分野ですので、実際の現場を見ることが大切な勉強になります。

また、テキストを読む際はしっかりと読むというよりも、さらっと何度も読んだほうがイメージがわきやすく効果的に覚えていけます。
学習ポイントは難しいのですが、あえていうとすれば、マンションの構法による分類、建築物の構成、使用材料の分類などを理解することです。
設備では保守・修繕が必要になり、それらは法理的に義務付けられているものが多いので、その辺を理解しいとくことです。

また給水設備の給水方式、排水設備の配管の理解、昇降機設備の契約方法など勉強すると良いと思います。
尚、この分野は、過去問に出題されている問題に絞って勉強することです。
深追いしてもきりがないので、ある程度のところで、やめる覚悟も必要です。

続き⇒学習範囲(法令)

管理業務主任者の会計・管理業務の学習ポイント

管理業務主任者の試験は、5項目に分かれていますが、実際に勉強する内容は、「法令」「建築・設備」「会計・管理業務」の3つに分類することが出来ます。

なので、市販されているテキストや通信講座・通学講座もこの3つに分類されています。
このページでは「会計・管理業務」の学習ポイントを解説していきます。

会計・管理業務(約10問)

この分野は、管理費はどのように徴収され、そして運用されているか?管理組合の役割はどのような位置づけなのか?など学習していきます。
つまり、より実務的な内容が問われるのです。

学習ポイント

まず会計ですが、基本的に簿記の知識が必要ですので、仕分けのルールを覚えることです。(貸借対照表、収支報告書)
そして、様々な問題に触れて、解き方のパターンを覚えることが重要です。
また、管理費の滞納や予算の執行と変更などがよく問われます。

数字が苦手という方には一見難しそうですが、出題範囲が限られるので、十分に得点できる分野です。
次の管理業務は、実務に関しての勉強ですが、根本にあるのは区分所有法、民法、標準管理規約といった法令にあります。

なので、この分野の学習をするには、まず法令を理解していなくてはいけません。
ポイントは、管理組合が法的にどのような位置づけをされているか、また、理事会の運用方法、役員の権限と義務が重要になります。
注意点は、手続きなどをただ覚えるのではなく、具体的に想像しながら理解するほうが効果的です。

似たような概念もあるので、図に描きながら勉強すると理解しやすいと思います。
ここの分野は出題数が毎年10問近くあり、非常に重要な項目です。

2つの共通するポイントは、過去問演習でアウトプット中心の勉強をすると良いでしょう!

続き⇒学習範囲(建築・設備)

独学の場合の教材選び

教材の特徴

独学で勉強する場合、一番厄介なのは教材選びです。
特にテキスト選びは非常に難しいと思います。

何故なら、市販されているテキストはそれほど良いものはなく、初心者が勉強していくには、物足りなさを感じるからです。
ご存知の方もいると思いますが、市販されている教材というのは、ほとんどが資格学校の関係者が書いています。
その目的は、教材を購入してもらい、わかりやすいと感じさせ、最終的に学校に通学してもうらことなのです。

ですから、それほど深い内容や肝になることは書けません。
仮に書けたとしても、ページ数やスペースに限りがあるので、伝えることに限界があります。
中には、印税目的で書いていると思う人がいますが、それはありえません。

現在は、出版不況で本が売れない時代に加え、もともと資格の本というのは、それほど売れるものではないのです。

少なくても労力に見合った対価を得ることができないので、学校に通学してもらうことで、はじめて本を書いた意義が出てきます。
このような裏事情があり、どういった教材が良いのか解説するのに悩みましたが、これだけは必ず抑えてほしいポイントをお伝えします。

是非参考にして下さい。

  1. ボリュームのあるテキスト
  2. 法令集(管理業務主任者用かマンション管理士用のもの)
  3. 解説のわかりやすい問題集(過去問と基礎問題)
  4. 自分の目で確かめて購入する

少なくてもこの4点は守ってほしいと思います。
それぞれ解説していくと、1はとても重要です。
ボリュームのあるテキストは、勉強する気が失せるので本来良いものではありません。

しかし、独学の場合は指導してくれる人がいないので、もれなく情報がのっているテキストではないと対応できないのです。
仮に薄っぺらいテキストを購入してしまうと、はじめはわかりやすくて良いと感じますが、徐々に物足りなさを感じるようになります。

2は、テキストで足りない部分を補うものです。どんなにボリュームがあったとしても書けることに限界があります。
これが通信講座や通学講座のように講義がきければ問題ありませんが、独学の場合そうはいきません。

ですから、テキストで解説の浅い法律を法令集で補うのです。
3に関しては問題集を購入する際の基本です。

教材は問題より解説を重視する

問題の量も大切ですが、それ以上に解説のわかりやすさが重要です。
解説がわかりにくければ一生その問題が解けない可能性だってあります。
尚、基礎問題はテキストとセットになっているものあるので、そうしたテキストを購入するなら必要ありません。
最後の4ですが、意外とこれが重要です。

良くインターネットの評判だけで教材購入する人がいますが、それはやめて下さい。
教材というのは人によって感じ方が違い、良いと思う人もいればそうでないと思う人もいます。
また、そのテキストを使って合格できる人もいればそうでない人もいます。
もっと言ってしまえば、インターネットの場合、信憑性に疑問があり、ただの宣伝で紹介している人もかなりいます。

様々な評判はあくまでも参考までにして、必ず自分の目で確かめて購入して下さい。

お薦めの基本テキスト&問題集

基本テキスト

『楽学マンション管理士』(住宅新報社)
イラストや図解が豊富に使われていて理解しやすい!マンション暮らしの経験がない人にもマンションのことがよくわかる、管理業務主任者試験用の基本書です。

『マンション管理の知識』(マンション管理センター)
マンション管理に関する法律と実務、マンションの構造及び設備、管理組合の運営等に関する知識を体系的かつ総合的に解説したマンション管理の基本書です。

試験対策用に編集された書籍ではありませんが、基礎知識を蓄える上では最適です。

『らくらく宅建塾』(週刊住宅新聞社)
宅建試験No.1のテキストです。管理業務主任者試験に頻出する、民法や権利関係、また建築基準法等を理解するためにお薦めの一冊です。

『マンション管理士・管理業務主任者超速要点整理』(住宅新報社)
宅建や行政書士など不動産関係の国家試験の教材で定評のある住宅新報社の一冊です。

『不動産教科書 管理業務主任者 完全攻略ガイド』(翔泳社)
管理業務主任者試験の初学者の方が、試験合格に必要な知識を効率よく修得できる構成になっています。

問題集

『管理業務主任者過去問題集』(TAC出版)
※過去問を学習する上で、どのような順序や方法を採るのが最も効率がよく、効果的かを十分踏まえて作成されています。

『マン管・管業Wマスター過去問集』(早稲田経営出版)
両試験の過去5年分の問題集です。

『管理業務主任者模擬試験問題集250問』(三修社)
※本問題集の5回分の模擬試験集。問題の配列もボリュームも、難易度も、本試験同様に作成されています。