管理業務主任者の試験概要を知ろう!
はじめに申し上げておくと、管理業務主任者の難易度は実際に勉強してみなくてはわからないと思います。当たり前といえば当たり前の話ですが、勉強の大変さや問題の難しさは文章で表現するのが非常に難しいのです。
ですが、そういってしまうとあまりにも芸がないので、ここでは管理業務主任者の合格率をみながら、難易度を検証したいと思います。
まずは以下をご覧下さい。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 合格点 |
---|---|---|---|---|
2013年(平成25年) | 18,852人 | 4,241人 | 22.5% | 32点 |
2014年(平成26年) | 17,444人 | 3,671人 | 21.0% | 35点 |
2015年(平成27年) | 17,021人 | 4,053人 | 23.8% | 34点 |
2016年(平成28年) | 16,952人 | 3,816人 | 22.5% | 35点 |
2017年(平成29年) | 16,950人 | 3,679人 | 21.7% | 36点 |
2018年(平成30年) | 16,249人 | 3,531人 | 21.7% | 33点 |
これは過去6年の管理業務主任者の合格率です。
まず、合格率を見てもらうと、毎年20%前後と一定の数字を保っています。
その合格率に合わせて、合格点が決められているといった感じです。
この合格率を見てどのように感じるかは人それぞれですが、毎年8割の方が不合格なっているので、少なくても難易度が低い試験だとは思わないはずです。
さらに数字の法則から言えば、2割の方しか合格できないということは、非常に厳しい試験になるのです。
話は少し変わりますが、皆さんはパレードの法則というのをご存知でしょうか?
具体的に話していけば、サイトの趣旨とずれますので細かいことは省きますが、簡単にいうと、全てのグループは20%(2割)と80%(8割)に分けられるということです。
例えば、資格試験で言えば、上位20%の人がしっかりと勉強して、その他の8割の方があまり勉強をしていないとか。
上位20%の方が学生時代から勉強ができて、残りの8割の方はあまり勉強ができなかったとかです。
良い数字、悪い数字は別としても、大抵のことはこの法則に当てはまります。
そう考えると、管理業務主任者に合格するためには、勉強時間はもちろんのこと、学習のポイントを抑えることが必要ですし、良い教材をそろえることも必要です。
そうしないと上位2割の合格には入ってこられないのです。
インターネット上に様々な管理業務主任者の情報が溢れています。
中には、簡単に合格できるといっている人もいるくらいです。
しかし、そのような情報に惑わされていてはいつになっても合格できません。
筆者も実際に勉強した体験から、合格するには努力が必要だと感じています。
皆さんには、そのことを理解してほしいと思います。
まずは管理業務主任者の試験は難易度が高いと覚えておいて下さい。
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